食事に関して定期的にご質問頂いてます。
- 当時私が取り組んでいた食事療法
- 振り返って思うこと
- 肌再生に必要なタンパク質
についてまとめてみました。
当時私が取り組んでいた食事療法
炎症でボロボロだった時期
炎症時がひどく痒みで眠れないような時期は、かなり厳格な玄米菜食を実践していました。
参考記事 アトピー治療のために厳格な玄米菜食・マクロビを2年間実践した私の話
動物性タンパク質は、痒みの原因となるアラキドン酸を発生させ、消化吸収にも負担がかかります。
決して、お肉を食べると体に悪いというわけでなはく、アトピーの炎症が出てるような弱った胃腸では、食べても消化吸収できないことが問題。
特にリーキーガットを患ってる腸の場合、未消化のタンパク質が血液中に流れ出し、痒みの原因になります。
なので、菜食で胃腸に負担をかけない生活をしながら、腸内環境を整えることに集中しました。
回復期~今現在
回復期に入ってからは、昔ながらの和食へと変化しました。
これは、ナチュラルクリニック21の入院体験も大きかったのですが、腸内環境が整うにつれて動物性タンパク質の重要性を感じるようになったためです。
お肉って悪いものじゃなくって、しっかり消化吸収できる体が整えば、大切な栄養源なんですよね。
藤田医師も「週に一度はステーキを」と著書の中で書かれてました。
私はここを勘違いしてて、マクロビオティックに陶酔してたこともあり、あの入院の経験がなかったらもっと遠回りしてたと思う。
詳細は後述。
食材の調達法
食材は、オイシックスや近所のオーガニックマートで購入していました。
参考記事 辛すぎた私のアトピー闘病を支えてくれた食材宅配のお話
振り返って思うこと
動物性タンパク質の重要性
腸内環境が整い始めると同時に、動物性たんぱく質を摂取した方が肌の回復が早まるようになりました。
アトピーの人は、肌再生に沢山タンパク質が使われるので、当然といえば当然なのですが、せっかく回復期に突入してもタンパク質が不足すると、肌の再生が追い付きません。
必要量は、体重1キロ当たり1g~1.6gなので、50キロの方なら50g~80g。
皮膚の落屑と再生を繰り返してるアトピーさんは、多めに摂取しておきたい所ですが、お昼の定食(ご飯・味噌汁・野菜炒め・お肉)で摂取できるのがおおよそ20gほど。
そう思うと、1日80g摂取するってなかなか大変です。
そして私は肉が苦手でした。
お肉が苦手な私なりの解決法がプロテイン
そんな私がたどり着いたのがプロテインでした。
プロテインは加工品ですが、すでにタンパク質まで分解されているから胃腸への負担が減ります。
美味しく食べる食事とは別で、皮膚再生のための必要栄養素として補完的に摂取してました。
これが目に見えてわかるくらい肌の回復スピードが上がった。
摂取のタイミングは、1日で最初の食事。
プロテインは、動物性・乳由来のホエイやガゼイがメジャーなのですが、アトピー体質の私には合わなかったようで、おなかが緩くなったり、体臭がきつくなったので、大豆プロテインで落ち着きました。
(植物性プロテインは、大豆以外にも玄米・エンドウ豆・小麦などもあります)
※大豆プロテインはイソフラボンを含有するため、生理周期が狂うケースがあります。飲み過ぎには注意ください。
プロテインの欠点
味に飽きる(笑)
プロテインで検索してみるとびっくりするくらい味のバリエーションが豊かです。
最初は、なんでこんなに色んな味があるんやろ…と思ったのですが、すぐに理由がわかりました。
一時は、匂いも嫌になり、戸棚にしまってたことも。暫くするとまた飲みたくなるですけどね^^;
アレンジのおすすめはココアパウダー。混ぜて飲むと美味しいです。
ココアは美肌に効果的なポリフェノールも豊富💛
ミネラル摂取も忘れずに
たんぱく質だけでは、肌は再生されません。ミネラル摂取を忘れずに~
食事はバランスが大切っす。
私は、青汁と一緒にまぜて飲んでました。
参考記事 本物の酵素青汁と出会ったことで体の痒みが激減した話
まとめ
以上が私の食事療法のお話です。
- 玄米菜食→昔ながらの和食への変化
- 炎症期は動物性タンパク質を控え、回復期からタンパク質を積極的に摂取
- 普段の食事では魚と卵、補完的に植物性プロテイン
くどいですが、プロテインは腸内環境が整い、炎症が落ち着いてから、です。
炎症がおちつけば、後は時間の経過とともに肌は回復するのですが、その回復スピードを底上げしてくれたのがプロテインでした。
今でも添加物は出来るだけ摂取しない手料理生活を心がけてます。
胃腸が強く、腸内フローラが豊かな方は、多少の暴飲暴食ではお肌はびくともしません。
うらやましーです。だけど羨やんでも自分と比較しても仕方ない。
食事に関しては、合う合わないが体質によって差がかなりあるので、自分なりに色々試しながら試行錯誤するのが、遠回りのようで一番手っ取り早いです。
一時期、バターコーヒーが流行りましたが、私のような胃腸弱いちゃんには全く合いまへんww
あのコーヒーが話題になるきかっけとなった著書を書いてる方は、シリコンバレーでバリバリ働くIT企業社長である欧米男性。
どう考えても私のようなメンタルも胃腸も弱い夜型・日本人女子と体質が違いすぎます。
・・・
なんだか長くなってしまったので、、この辺で!