毎日蒸し暑いですね💦
今日はQAではなく、アトピーについて私なりに思ってることをつらつらと書いてみようと思います。
アトピーが治る薬ってなぜないんだろう?
この私の思う「アトピーが治る薬」とは、風邪の時に飲む抗生物質のように「10日間飲んだら治ります」みたいな薬のことです。
毎日の食事に気を付け、肌に低刺激な洗剤を選らび、腸内環境を整え、塩素を除去して、、
コツコツコツコツ積み重ねて、そんな毎日に時には絶望することだってある。
毎日痛みとともに目を覚まして、痒みで集中できない日常、お風呂が拷問、夜になると眠れない….
辛すぎる。ほんとに。
今コロナが爆発的に広がって世界的に問題になってるけど、「ワクチン」が開発されたら状況は変わるんだろうな、と思う。
アトピーにはなんでワクチンがないのや。
アトピーは感染症なのか?
アトピー闘病中に、「私って皮膚の感染症にかかってる??」と思ったことがあります。
アトピーとは別の病気で病院にかかった時に処方された抗生物質を飲んだ時に、皮膚の炎症が一気に減ったことがありました。
そして、抗生物質を飲み終わった後、しばらくすると再びアトピーが再発。
以前、NHK NEWSWEBに常に興味深い記事が掲載されてました。
(数年前の記事なので現在はもう掲載されてません)
研究を発表したのは、アメリカの国立衛生研究所の永尾圭介主任研究員と慶應大学などのグループです。
①アトピー性皮膚炎を発症する遺伝子を組み換えたマウスは、アトピーを発症する2週間前から黄色ブドウ球菌が大量に検出され始める
②アトピー発症すると「黄色ブドウ球菌」と「コリネバクテリウム」と呼ばれる2種類の細菌が、異常に増える
③「コリネバクテリウム」は、マウスの体内で異常な免疫反応につながる「抗体」と呼ばれる物質を作り出す
つまり、これまでアトピー性皮膚炎は、「アレルギー反応→皮膚にアトピー症状」と考えられてきたけど、「黄色ブドウ球菌の急増→皮膚炎+アレルギー反応」なのではないか?という話。
イソジン消毒や紫外線療法による消毒が有効なのも納得ですよね。
以前も紹介したことがありますが、こちらの著書の方(歯科医師)は
木酢液(竹酢液)を使って殺菌されてます。
私が一番この本で伝えたかったのは、「細菌感染が大きく関与している」ということを知ってもらいたかったのです。
アトピーが細菌感染だと言っているのは、私だけみたいなので心もとないと思われるのですが、でも、これを理解しないと防げる病も防げません。
私は残念なことにこの「木酢液」が体に合わなかったのですが、皮膚の殺菌で治っていく過程はとても興味深く、NHKのニュースソースともリンクしました。
海外では「ブリーチバス」という抗菌風呂が治療法として昔からあるそうですね。
最近は日本でも着目されるようになり、慶応義塾大学病院ではブリーチバス療法という新しい抗菌治療の外来での導入を開始しています。
興味ある方は「ブリーチバス療法 慶応義塾大学病院」で検索してみてください。
保湿が合わず梅雨に悪化する
過去記事でも何度も話してますが、私は「保湿」が全く合わない人でした。
これも、私のアトピーのはじまり(最初のきっかけ)が皮膚細菌が原因であれば、納得。
保湿すれば、細菌が爆発的に増える土壌を作るわけですからw
そして一般的に肌がべとつく梅雨の時期にアトピーが爆発していたことも。
慢性化すると原因が複雑になる
とはいえ、「消毒殺菌すればアトピーが治る」という経験は私はしてません^^;
イソジン療法や木酢液は肌の方が負けてしまい、抗生物質を止めたら再発しました。
(長期間に渡る慢性化のせいで、アトピーの原因が複雑になっていたのかもしれません…)
結局のところ、自身の体の免疫が弱ければ、繰り返しアトピーにもなるし、風邪もひきやすいし、ウィルスにも感染しやすい。
体そのものの免疫も高めないと、いたちごっこになってしまう。
免疫の要は「腸」ですからね~、腸は大切だよ~
そして、抗菌殺菌の乱用は、耐性菌を作ってしまう危険性もあることは、しっかり頭にいれておく必要があると思います。
つらつらと長く書きましたが、「これを飲んだらアトピー治る!」みたいな錠剤がいつか開発されますように!!!!
もちろん保険適用で。
おしまい!
【努力は不要】最初にやるべき事3つ
最初に土台を作ると、同じ治療でも効果が違います。
治療の効果を感じられず悩んでる方は、ご一読ください。読んで損のない内容です。